Et★Toiのフランス的日々[L'art de Vivre]

フランスの映画、音楽等のエッセイ/植物を主体とした造形作品・商品企画、及びフランスの伝統色

◆映画と音楽シリーズ - 10.主婦マリーがしたこと(Une affaire de femmes )

◆作品概要:

第二次世界大戦中、ナチ占領下のノルマンディで子育てしながら夫の帰りを待つ主婦マリーが、当時は違法とされていたが、隣の奥さんの堕胎を手伝ったのがきっかけで、貧乏から脱却し、マリーは収入を得て生活力を付け裕福になった。娼婦リュシーの愛人を自分の愛人にし楽しんでしたが、ひもの夫ポールは筆跡を残さない様にしてマリーを密告し、結果マリーは死刑を宣告された。★マリーは歌う事が好きで、歌手になりたいという願望があり、歌のレッスンを受けていたが・・・。

 

★決して特別美しくはなく、可愛いタイプの女優ではないが、ユペールのえぐい演技が光っている。

★『ピアニスト』(2001年)も彼女らしい、えぐみのある映画。

★F.クリュゼも、『最強のふたり』等で、多種の作品に出演している。

 

♭音楽について:

・歌のレッスンで、ショーソン「リラの咲く頃」を歌っている。

・I.ユペールの母親がピアニストだった様で、音楽に関係する作品への出演は偶然ではない様だ・・。