Et★Toiのフランス的日々[L'art de Vivre]

フランスの映画、音楽等のエッセイ/植物を主体とした造形作品・商品企画、及びフランスの伝統色

◆映画と音楽シリーズ - 5.ショコラ(Chocolat)

◆作品概要

1959年四旬節の断食の期間。フランスの小さな村に母娘が北風とともにやってきた。母ヴィアンヌと娘アヌークは、ルーツの南米から受け継がれるチョコレートの効能を広めるため世界中を旅し、この村でも老女アルマンドから借りた物件でチョコレート店を開店する。村長のレノ伯爵からの反感を受けるが・・・。ヴィアンヌは、村に船で流れ着いた「流れ者」のリーダーの青年ルーと思いを交わす。★チョコレートを通し、村人達とのハートフルな交流がうまれる・・しかしアルマンドは糖尿病で亡くなる。

★J.ビノシュらしいエレガンスが感じられる代表映画。登場する創造的なチョコレートを見るのも楽しみ。

 

♭音楽について

音楽では、J.デップの弾く「マイナースイング」の方が印象深いが、ヒロインが南米での自分の家族のことを回想するシーンで、サティの「グノシエンヌ」が使われ、エキゾチックな雰囲気を醸し出す。